私はこうして処女を喪失しました
先日娘が40℃オーバーの高熱を出した上、すりゴマみたいな真っ黒いウンコなんてしたもんだから(今まさにゴマ団子を食べている人ごめんね。その中の餡みたいなウンコだよ!)焦って夜間救急病院に連れて行きました。
結果は夏カゼをこじらせて消化不良を起こしたものだろうと言う事で次の日には熱も下がって安心していたら、今度は私に娘の風邪がうつったらしく、38.5℃の熱を出してしまいました。
頭痛、咽喉痛、関節痛、悪寒、だるさと風邪症状のオンパレード。おまけに汗が一滴も出ない。
妻に、娘の座薬がたくさん余ってるから入れてあげると言われたのだが、生まれて初めて38.5℃以上の熱を出した私は当然座薬処女。
「こ、肛門にそんな異物をそうやすやすと入れられてたまりますか、お断る!」
「肛門に異物を入れて熱が下がるメカニズムが理解出来ん!」
と、しょっちゅう熱を出す娘の肛門には何度も投入してきた自分を棚に上げて散々拒絶していたのだが、そうこうするうちに熱が40℃をオーバー。
36年も大事に守ってきた貞操をあんたなんかに簡単に破らせないわよっ!
なんてふざけていられる状況ではなくなってきたので渋々入れる事に。
でもやるからにはナースとして片っ端から患者の肛門に座薬を入れまくってきたその道のプロである妻にヒョイと入れられるよりは自分の手でゆっくりとこれまでの人生を振り返りながら。
そう思った私は自らを奮い立たせパンツをペロッと下ろし、覚悟を決める。
四つん這いになり、後ろから見たら尻と玉が丸出しの状態で手にピストルの玉のような形状の座薬を持つ、というアメリカンスタイル?で恐る恐るバックからアナルに挿入してゆく。
なんとも言えない異物感に、何度トライしても不本意にも「キュッ」と肛門が締まってしまう。
はっ 「 キュッ」
はっ 「 キュッ」
*繰り返し
↑(このマーク肛門みたいだよね)
それでも何とか江戸前の頑固親父のように頑なな括約筋をなだめながら奥へ奥へと目指して行くが
「お、おぼっふぉ」
なんて間のぬけた声が思わず口からもれてしまう。
そんな私を見てニヤニヤ笑う妻と娘。
あっ、やめて見ないで何か恥ずかしい。
赤面しながら顔を隠す私に、ニヤニヤしながらだんだん近づいてくる娘。
「私には散々入れてきたクセにあんたは初めてなんだ?ふーん」
そんな感じの目で座薬を入れる私を下から覗きこんでずっとニヤニヤと笑みをうかべながら眺めていました。ドSか!
こうして私は肛門に座薬を入れて悶絶する様を妻と娘に見られる、という辱めを受けながら処女を喪失したのでした。
次の日には嘘のように熱が下がりましたとさ。
座薬ってスゴイね!