仏眼相を持つ私の摩訶不思議な体験 【其の参】
仏眼相を持つ私の摩訶不思議な体験 【其の一】 - いわしと寸?オます
仏眼相を持つ私の摩訶不思議な体験 【其の弍】 - いわしと寸?オます
の続き
不思議な体験を書いていてさらに思い出したのだが、私が小学校に上がる前のある日、スイッチの入ったアイロンの前の棚のおもちゃを取ろうとしてアイロンを跨いだ時だった。
急に自分がアイロンの上に転んで股を火傷するというビジョンが頭の中に浮かび上がったのだ。
それが次の瞬間その通りになったのだ。そう、本当にアイロンの上に転んで股を火傷してしまったのだ。
泣きながら母に抱えられて台所の水道で冷やされたのを憶えている。
これは予知能力というやつだろうか?
だが後にも先にもこれっきりこの能力は発動していない。
あ、もいっこ思い出した。
そういえばあれ?これってテレパシー?みたいな体験が日常的に結構ある。
例えば自分の頭の中でふと音楽が流れていたりすると、職場で隣の席の先輩が同じ歌を歌い出したりする事が何度かある。
妻との間ではもっとこれが頻繁に起こる。
まったく同じタイミングで同じ歌の同じフレーズを歌い出したり、同じ日に同じアイスを買ってきたり、聞こうと思っていた件を聞こうとしたら向こうからその話をしだしたりする事など、今はたまにしか無いが、付き合っていた当初はこんな事がしょっちゅうあったので不思議に思っていたものだ。
これは仏眼相を持つ者同士の能力がアレしちゃった感じなのだろうか?
ひょっとして超能力ってこれの事?
なんか地味じゃね?
やろうと思って出来ないしすんげー地味じゃね?
もっとこう
念力で物を持ち上げたりするホァァァ的な派手な力は無いのか?
なんて悶々としていたらその昔、母が占い師に私の事を占ってもらった事があるのを思い出した。
その人の助言によると、私には37歳で何か大きな転機が訪れるらしい。
これか。
これが本当なら来年にはついに超能力的なものに目覚めてド派手にホァッハァァーしてしまうかもしれない。
今からその瞬間が楽しみで仕方が無く、そんな場面を思い描いてついニヤニヤしてしまう。
フフフフフ。
皆さん、わたし来年こそ本気出しちゃいますから期待して待っててくれてもいいんですよ。
おわり