仏眼相を持つ私の摩訶不思議な体験 【其の弍】
仏眼相を持つ私の摩訶不思議な体験 【其の一】 - いわしと寸?オます
の続き
前回の体験から2ヶ月も経たない内に、また私は不思議な体験をした。
当時私は実家暮らしで、今は亡き祖母もまだ生きていた頃だ。
その日遅く帰ってきた私はベッドに入り、眠ろうとして横になっていたのだが、その夜もまたうまく眠れずにいた。
しばらくゴロゴロ横になったりうつ伏せになったり体制を変えて眠りにつこうとしていたのだがなかなか寝付けず、何度目かの寝返りで仰向けになった時だった。
突然私をのぞき込む影が見えたのだ。
見えたと言っても眼を閉じていたので性格には気配を感じたのだ。
誰かがそこにいるのは間違いない。
祖母は私の事が大好きで、とても可愛がってくれていたのでてっきり祖母が遅く帰ってきた私の様子をいつものように心配して見にきたのだと思っていた。
だが眼を開けて相手するのも億劫だったので、無視して眠っているフリをした。
いつもなら様子をみてすぐに立ち去るのに、その日はずっとのぞき込んだまま全然動かない。
不思議に思った私は恐る恐る眼を開けてみた。
ところがそこにはいるはずの祖母がいない。
確かに気配を感じたんだけどおかしいな、と思った次の瞬間ブワーッと私の胸元をえぐるような突風が吹いたのだ。
それはまるで大きな虎に内臓ごとえぐられるようなそんな感覚だった。
窓も扉も締め切っているのに、だ。
怖くなった私は布団にくるまって震えながら眠りが訪れるのをひたすら待ち、また気づいたら朝になっていた。
気になって祖母にゆうべ私の部屋に来たか、と聞いたが来ていないと言う。
一体あれは何だったのだろう。
仏眼相を持つ私の摩訶不思議な体験 【其の一】
突然だが私には仏眼相がある。
ループ街の秘密を知る人物
先日、娘との散歩中によく行くお寺で中学生たちが小さなビデオカメラで撮影をしていた。
演劇部なのだろうか、カメラの前に監督、その脇に助監督、男優、女優1名ずつ(すべて中学生)といったところ。
何だかファニーな匂いがしたのでわざとゆっくり歩きながら横目で観察する。
監督 『ハイ本番!ヨーイ、始め!』
男優 『(女優に向かって)このループ街の秘密を知る人物はもうキミだけなんだ』
はいカットー!!
すかさずカットをかける監督
『ちょっと棒読みになってるから、もっと流れるようにセリフ言える?』
なんて真剣な顔で言っている。
さすが監督、なんか偉そうだ 。
男優 『流れるように?』少し考えてから
『このループ街の秘密を知る人物はもうキミだけなんだ』
『このループがっ』
『このループ街の秘密を知る者』
『このループ街の秘密を知る者っ、知る人物はキミだけなんだ』
『このループ街の秘密を知る人物は、もうキミだけなんだ』
何度もカミながらセリフの練習を繰り返す男優。
そのセリフが妙にインパクトがあって印象的で、ご飯3杯はイケそうだったものだから、こちらで勝手に想像を膨らませてストーリーを考えてみた。
彼はどこをどう歩いても繰り返し同じ道にループしてしまう迷宮の様な街に何かのきっかけで迷い込んでしまい、この謎を解き元の世界に戻る為に奔走する主人公で、その街をループ街と呼ぶ事にした。
この街に迷い込んだら最後、徐々に記憶を失って行き、果ては自分もこの街の住人になって永遠に出られなくなってしまうのだ。
そして街の秘密を知るこの女の子(きっとこの子も以前この街に迷い込み、出口を探して奔走したのだろう。でもなぜか記憶が残っているのだが街を出る手段がわからないのだ)と出会い恋に落ちる。
最終的にはなんとか元の世界に戻る術を見つけ、それを実行するが彼女は長くこの街に存在しすぎた為、魂を囚われて帰る事が出来ない。
そして涙の別れでエンディング、そんなストーリー。
タイトルはもちろん『LOOP』だ。
散歩中にどんどん妄想が膨らんでしまい、歩きながらニヤニヤしてしまいました。
『このループ街の秘密を知る人物はもうキミだけなんだっっ!』
一緒にいた嫁と娘にモノマネしてしばらく楽しんでいたら、娘は最初、意味もわからずニヤニヤ嬉しそうにしていたけど何度もやりすぎたら終いにはプイッとソッポ向いてしまいました。
それはさておきこのループ街の秘密を知る方、もしくはこの秘密を知っている方を知っているよって方、誰かいらっしゃいましたら私の方までご一報下さい。
私と一緒に彼らをループ街と言う名のラビリンスから救ってあげましょう。
村上春樹の長編小説勝手にランキングベスト10
ノーベル文学賞、村上春樹氏が毎年候補にあがっては期待させてくれますね。
10位
1973年のピンボール(1980年 講談社)
9位
風の歌を聴け(1979年 講談社)
8位
国境の南、太陽の西(1992年 講談社)
7位
1Q84(2009年 新潮社)
6位
羊をめぐる冒険(1982年 講談社)
5位
ダンス・ダンス・ダンス(1988年 講談社)
4位
ノルウェイの森(1987年 講談社)
3位
海辺のカフカ(2002年 新潮社)
2位
ねじまき鳥クロニクル(1994年 新潮社)
1位
世界の終りとハードボイルドワンダーランド(1985年 講談社)
同志よ!
よし飲み行こう!
おわりおわり~。
なぜサーファーたちは台風が接近している危険な時に海へ向かうのか?
先週の台風18号、すごかったですね。
各地で冠水や浸水、河川の氾濫や土砂崩れなど多くの被害が出ました。
海でもサーファーが流されて行方不明になっています。
さて、こういう流されるサーファーの被害って台風が来る度必ずと言っていい程起こりますよね。
なぜこんな台風が来ている危険な時にサーフィンなどするのか?
私も波乗りを始める前は疑問に思っていました。
この人たちは一体なにを考えているのかと。
でも自分がサーファーになってみてようやくわかりました。あ、こういう事なのかと。
なのでこれから世間の皆様が不思議に思っている疑問を紐解いていきたいと思います。
実際、台風が直撃している時に波乗りに行く人はほぼ皆無なんですよね。
台風がまだ遠くにある時(直撃の4,5日〜2日前くらい)は海はまだ荒れてはいなくて、サーフィンに適した良いサイズの波が来るんですよね。こういう時にサーファーたちは皆いそいそと海に向かうワケです。
ただ前日くらいになってくるとどんどんサイズは上がってくるので注意は必要ですが、自分の力量と、台風の情報、それにその海の地形などを把握してさえいれば楽しんで波乗り出来る状態なんです。
それでも普段波が小さい時と比べると人も増えて思わぬ事故など危険度は増すので初心者は海に入らない方が身の為です。
さすがに板の上に乗った時に自分の頭ぐらいある大きな波になってくるとかなりパワーがあるのでへたれな私の場合は入水を躊躇する時もあります。
こういう時におのれの力を過信して海に入っている人、もしくは中上級者の友達と一緒に来た初心者に近い人が要注意です。
「そこそこ実力も付いてきたし大丈夫だろう」という過信。
「上手い友達も一緒だから大丈夫だろう。」と言う浅はかな考え。
それに加えて今自分がサーフィンをしている場所の地形や潮の流れを把握していない無知。
これらが重なると大変危険です。
強い潮の流れによって元居た場所からどんどん横に流されて行き、そのまま思わぬ離岸流にハマってしまい、沖へ沖へと流されてどれだけ漕いでも地上にたどり着けないまま体力を消耗し、漂流してしまうのです。
あとは近くにいた人の板が飛んできて頭や身体に当たって大怪我したとかそういった事も考えられます。
ちなみに私はこれ初心者の頃に経験していて、飛んできた板が後頭部に直撃し、4針縫うハメになりました。あの時はみるみるうちに上半身が血まみれになり、死ぬんじゃないかと思いました。その時は友達が近くにいたので助けてもらいましたが、誰も近くにいないと陸に戻るのが困難になる場合もあります。
あとは大波に飲まれるというケースも。
うねりの力が強い時に波に巻き込まれると、水中で身体がぐるぐる回転しながら海の底に沈んで行きます。
その状態でもがいて上に上がろうとしても、天地がわからないので、泳いでも泳いでも自分がどこに向かって進んでいるのかわからなくなってしまいます。
それは時間にするとわずか十数秒の事なのですが、パニックになってもがいているので酸素を余計に消費してすぐに息が続かなくなります。
それはもう苦しくて早く、早く酸素を、とやっとの思いで海上に浮きあがって呼吸をし、リーシュコード(足首とサーフボードを繋ぐ命綱)を手繰り寄せても、波によって板が真っ二つに折られて使い物にならなくなっていたりする事も多々あります。
あんな分厚い板が簡単に折れてしまうのだから自然の力って半端ないですよね。
そんな状態なのにすぐにまた次の大波が来てまた巻かれて沈んでもがいてって事を繰り返しているうちに体力を消耗して溺れる、というケース。
ちなみに私は昔、沖の方で波に巻かれた時にリーシュコードが切れて板が流されてしまい、次から次へとやってくる大波に揉まれて溺れかけた事があります。
このようにサーファーは過信と無知によって流されてしまうのです。
なので中途半端な経験者の人たちは決しておのれの力は過信せず、状況を見極めてから海に入らないと思わぬ事故にあうので気を付けてください。
台風がすぐ側までやってくると波の高さが頭オーバーやその2倍、3倍とかの大きさになってくるので大変危険です。
そんなサイズの時に海に入っている人はプロレベルのエキスパートかクレイジーな人くらいです。
普通の人は台風がすぐ側まで来ている時はなるべく海に近づかないようにするのを強くお勧めします。
今も台風19号ヴァンフォンが首都圏に接近しているので、緊急の用が無い人は家でキングオブコントでも観てゴロゴロしていましょう。
以上、現場からでした。
風物詩は決して風流なものばかりとは限りませんよっと
おむかいの家から聞こえる夫婦ゲンカの声です。
まさに前回書いた
「おおぉぉぉぉぉおぉヴェェェェェェェェ」
父親が娘に抱く感情を形容するならばそれは「恋」なのではないだろうか
台風スゴイから今日は会社休みにしまーす。
そんな連絡網が回ってくるような会社に勤めている、いわしです。
なんてユルイ会社なんだ。。。
まあ今は暇な時期なのでいっか。
せっかくだからのんびりブログでも更新したいと思います。
突然だが時々自分の娘が天使なんじゃないかと思う事がある(いや割とマジで)。
世の中のカワイイものランキング(自分調べ)では常に1位の座をキープし続けているあのチワワをも超えるというのだからかなりのものだ。
恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる。』